モデル彼氏とお姫サマ☆






持っていた牛乳ビンの一つが落っこちて、破片が飛び散った。


背中とひざがジンジン痛む。


その痛みに、あたしの中の何かが、プチンとキレた。


ゆっくりと立ち上がり、スカートを払う。


声も1オクターブほど低く。



「体にアザでもできたら…どうしてくれんの?」



その姿に、一瞬だけ先輩達の顔が引き攣った。








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