モデル彼氏とお姫サマ☆






腰が痛い…。


さっき蹴られた時に反ってしまったのが原因だろう。


痛みに堪えていると、先輩達が近づいてきた。


あたしは「何なんですか?」と眉を寄せる。


先輩の一人が「とぼけんなよ!」と叫んだ。


だけど、とぼけるなと言われても、本当に心当たりがないんだから仕方ない。


思わず首を傾げた。



「ふざけんな!ちょっと有名なモデルだからって、気安く李斗くんに近づくなよ!!」








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