モデル彼氏とお姫サマ☆






視界がボーッとして定まらない。


あぁ…あたし本当バカかも。


学習能力低すぎだよ…。


こんな時に限って、どうでもいい事ばかりが頭に浮かぶ。


早くジュースを届けなきゃ、李斗達に叱られちゃうなぁ……。



「アリス…!?」



え…?


今、李斗の声…。



「ねぇ…やばくない?」


「うん……李斗くん来ちゃったし…。」



先輩達の少し震えた声。







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