モデル彼氏とお姫サマ☆






「とりあえず…保健室行くぞ!!」



答える気力もなく、力無く頷いた。


背を向けて「早く乗れ」と言う李斗。


そんな李斗を、あたしは怪訝そうに見つめる。



「どうしたんだよ、早く乗れって。」



李斗ってば、女の子の気持ちくらい分かってよね?


プクッと頬を膨らせる。








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