モデル彼氏とお姫サマ☆






「お疲れ様っ!」


「うぉ!?」



初めての共演を終えて、今まさに撮れた写真を確認する李斗。



少し真剣な横顔に、あたしはスタジオにあった冷たい缶ジュースをあてた。



すると李斗は見事マヌケな声をあげて「びっくりさせるなよ…馬鹿アリス。」



そういってあたしの額を人差し指で軽く弾いた。



「痛っ!」


「お返しだバカ。」







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