先生は溺愛ダンナさま 旅行編
京都で愛にとろけます
ダンナさまへの疑惑
「あ、待って、理人さん。ちょっとだけ待って」
京都のホテルの部屋に着いた途端、彼に後ろから抱きしめられてベッドにそっと押し倒された。
「鍵ならかけたよ」
私の首筋にキスしながら彼は言うけど、余裕が無さそうに自分のジャケットを脱ごうとしている。
「違うの、そうじゃなくて」
「うんうん、終わったら後で聞くから」
「後だと遅いから」
「んー、じゃあ1分だけ待つ」
ようやく体を離してくれたけど、すでにシャツまで抜いでいた彼のたくましい上半身があらわになっていて目のやり場に困る。
理人さん、はやっ。