先生は溺愛ダンナさま  旅行編
そ、そんなぁ。


私の心は悲鳴をあげて、一瞬で奈落の底に落ちていく。


ううっ、消えてなくなりたい。辛いつらいよぅ。


悲しくて苦しくて目の前は真っ暗になった。


先生にあと一歩で振り向いてもらえるかもしれないなんて思っていた私は、酷いショックをうけて今にも倒れそうだった。


先生と寄り添えない私の人生なんてこの先思い描けないよ。


だって彼は私のたった1人の運命の人だと思っていたのに。


ああ、私の人生お先真っ暗。


闇、闇、真っ暗闇だー。


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