シャンパンパレード
「ちょ、ちょっとどうだったのよ?」
「い、いやどうもこうも5Kg痩せてた…(俺、無駄なぜい肉付いてたのか(ショック))」
ピピ〜っと体重計の音は保健室の中から聞こえてきたもの。
そう僕らは今保健室に来ていたのです。
「嘘っ!?私3Kgしか痩せてなかったのにっ!(5Kgだとっ!?後輩のくせにっ!)」
「ラブさんそれ以上痩せたらミイラじゃん。3Kgでも減り過ぎだよ」
「やだ!もっと痩せたいっ!」
「骨になるぞ。…つうかさっきか静かだけどアイちゃんはどうだったんだよ?」
ギクリとしました。
本当は言いたくなかった。
けれど2人がジーッと見てくるので涙が先に出ました。
「僕…2Kg“増えて”いました」
「何でよ!?」
「何でだ!?」
2人の怒鳴り声が重なりました。
「アイちゃん皆頑張ってる時に隠れて食ってたんだろ!?それしかねぇ!」
「白状なさいっ!最低野郎っ!」
「違います!誤解です!無実です!」
案の定問い詰めれるはめに。自分でもわけが分からないんだから答えられるわけないじゃないですかっ!うわ〜んっ!!