愛の形
月曜は、朝一からミーティング。

企画と合同らしく、会議室に集まり
一人づつ挨拶。

営業から順に始まり、企画へと繋いでいく。

俺は、この場で “初恋の人”に
再会を果たすなんて思ってもみなかった。

昼間で延びた、ミーティングは終わり
解散となった。

この機会をチャンスにかえ、声をかけた。

「瀬川さん、お久し振りです」

「えっ?」

少し間があいて…

「もしかして、あの祐樹君?
浩樹さんの弟の?」

覚えててくれた。
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