恋のお話。
「…和田ってさ。」

ふと、津野くんが呟く。私は「ん?」と首を傾げた。

「ノート、めちゃくちゃキレイだよな。前から思ってたけど。」

つい零れた様に言う津野くん。私は周りに花が湧くような、湧き上がる嬉しさを感じた。
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