冷酷王子は子リス姫を愛でる
これはなに?
子供扱い?
「あのっ、この体制は…」
「お前が勘違いすると困るからな。行動で示すようにする」
「何を勘違いするというんですか⁉︎」
「自分で考えればいい。ほら、口を開けろ」
これ、昔私がリチャードにしてたヤツ。
『あーんして?』って。
そんな恥ずかしいこと、出来るわけがないっ‼︎
「むむむむむ、無理っ‼︎ですからっ‼︎」
「黙って食え、キャサリン」
だから、名前はダメだってば‼︎
心臓はうるさい。
近づいてくるムースに、さらに上がる心拍数。
「んっ…」
「どうだ?うまいか?」
味なんかわからない。
胸が苦しい…。
「戯れが過ぎます‼︎殿下‼︎」
「アンドリューだ。殿下と呼ぶな」
「へっ…?」
「アンディと呼ばれたいな。近しい人間は、そう呼ぶのだ」
「アンディ…?」
「お前は?キャサリンか?」
「いえ、キャシーと、友人は呼びます…」
「ではキャシーだな。ほら、もう一口」
なにかが、爆発しそう…。
子供扱い?
「あのっ、この体制は…」
「お前が勘違いすると困るからな。行動で示すようにする」
「何を勘違いするというんですか⁉︎」
「自分で考えればいい。ほら、口を開けろ」
これ、昔私がリチャードにしてたヤツ。
『あーんして?』って。
そんな恥ずかしいこと、出来るわけがないっ‼︎
「むむむむむ、無理っ‼︎ですからっ‼︎」
「黙って食え、キャサリン」
だから、名前はダメだってば‼︎
心臓はうるさい。
近づいてくるムースに、さらに上がる心拍数。
「んっ…」
「どうだ?うまいか?」
味なんかわからない。
胸が苦しい…。
「戯れが過ぎます‼︎殿下‼︎」
「アンドリューだ。殿下と呼ぶな」
「へっ…?」
「アンディと呼ばれたいな。近しい人間は、そう呼ぶのだ」
「アンディ…?」
「お前は?キャサリンか?」
「いえ、キャシーと、友人は呼びます…」
「ではキャシーだな。ほら、もう一口」
なにかが、爆発しそう…。