冷酷王子は子リス姫を愛でる
リーナに謁見の申し込みをしてもらった。
「今日はムリだそうです…」
「そう、お忙しいわね、最近…」
「そうみたいですね。リオ様も、少しずつ殿下と仕事をするようになったと聞きましたし」
「リオ様が?私、リオ様にはほとんどお会いしたことがないのよね」
第二王子のリオ様は、フラフラしてる人だという噂。
そのリオ様がアンドリュー様の仕事を手伝っているんだから、忙しいのは本当だろう。
少し、寂しい…。
同じ城内にいるのに、顔を見れない…。
少し気分が落ち込んだ日の夜、アンドリュー様からお花と手紙が届いた。
『謁見の申し込みがあったと聞いた。会えずにすまない。仕事が立て込んでいて、最近は休む暇もないのだ。2日後から、城を留守にする。戻りは2週間後だ。何事もないことを祈っている。アンドリュー』
アンドリュー様らしい、少ない文字の手紙。
どこかへ行かれてしまうのか…。
お体は大丈夫なのだろうか…。
「今日はムリだそうです…」
「そう、お忙しいわね、最近…」
「そうみたいですね。リオ様も、少しずつ殿下と仕事をするようになったと聞きましたし」
「リオ様が?私、リオ様にはほとんどお会いしたことがないのよね」
第二王子のリオ様は、フラフラしてる人だという噂。
そのリオ様がアンドリュー様の仕事を手伝っているんだから、忙しいのは本当だろう。
少し、寂しい…。
同じ城内にいるのに、顔を見れない…。
少し気分が落ち込んだ日の夜、アンドリュー様からお花と手紙が届いた。
『謁見の申し込みがあったと聞いた。会えずにすまない。仕事が立て込んでいて、最近は休む暇もないのだ。2日後から、城を留守にする。戻りは2週間後だ。何事もないことを祈っている。アンドリュー』
アンドリュー様らしい、少ない文字の手紙。
どこかへ行かれてしまうのか…。
お体は大丈夫なのだろうか…。