冷酷王子は子リス姫を愛でる
ワインを飲みながら、ケーキを頬張るキャシーを見ていたら、チラチラ目が合う。
その恥ずかしそうな顔が可愛くて、もっと見たくなる。
「おいしかった‼︎」
「よし、こっちへ」
「えっ、ヤダ…」
「いい加減観念しろ。妃教育で、初夜はなんと教えられた?」
「こ、子作りするって…」
「子どもはどうでもいい。出来たら出来た、出来なければそれでいい。子作りではなく、お前に触れたいのだが」
俯いた顔が赤いことは、顔が見えなくても予想ができる。
可愛い。
俺のキャシー…。
「おいで」
手を伸ばせば、震える小さな手がそっと重なる。
引き寄せて、抱きしめて。
そのまま抱き上げてベッドのある部屋まで闇魔法で移動。
「ずるい、魔法は…」
「俺の手を取ったお前の負け。早く、ひとつになりたい」
ベッドサイドの魔力石で、部屋の中はぼんやり明るい。
ベッドに下ろしたキャシーは、恥ずかしそうに顔を逸らした。
その恥ずかしそうな顔が可愛くて、もっと見たくなる。
「おいしかった‼︎」
「よし、こっちへ」
「えっ、ヤダ…」
「いい加減観念しろ。妃教育で、初夜はなんと教えられた?」
「こ、子作りするって…」
「子どもはどうでもいい。出来たら出来た、出来なければそれでいい。子作りではなく、お前に触れたいのだが」
俯いた顔が赤いことは、顔が見えなくても予想ができる。
可愛い。
俺のキャシー…。
「おいで」
手を伸ばせば、震える小さな手がそっと重なる。
引き寄せて、抱きしめて。
そのまま抱き上げてベッドのある部屋まで闇魔法で移動。
「ずるい、魔法は…」
「俺の手を取ったお前の負け。早く、ひとつになりたい」
ベッドサイドの魔力石で、部屋の中はぼんやり明るい。
ベッドに下ろしたキャシーは、恥ずかしそうに顔を逸らした。