冷酷王子は子リス姫を愛でる
お忍びデート
【キャサリン】
フィンが消えたと言ったアンドリュー様。
それは本当のようだ。
正確には消えたのではなく、一緒になったんだと、そう言っていた。
「そういうことなのか…。なんか、仮想の世界の話のようだな」
「信じるか?」
「あぁ、信じるよ」
サネル王子にも、訳を話した。
さすがに急に瞳の色が変われば、誰だって心配してしまうもの。
信じられないような話なのに、アンドリュー様を信じると言ってくれたサネル王子には、心の底から感謝している。
急にフィンとアンドリュー様がひとつになったのはなぜかと聞くと、間髪入れずに返事が返ってきた。
「お前に愛されたいからだ」
うん、なんだか…照れるしかない。
フィンのことは、アンドリュー様の一部だと思って、好きになろうと思った。
どちらの彼からも愛されているのだという事実が、不思議と心地よく感じてしまう。
フィンが消えたと言ったアンドリュー様。
それは本当のようだ。
正確には消えたのではなく、一緒になったんだと、そう言っていた。
「そういうことなのか…。なんか、仮想の世界の話のようだな」
「信じるか?」
「あぁ、信じるよ」
サネル王子にも、訳を話した。
さすがに急に瞳の色が変われば、誰だって心配してしまうもの。
信じられないような話なのに、アンドリュー様を信じると言ってくれたサネル王子には、心の底から感謝している。
急にフィンとアンドリュー様がひとつになったのはなぜかと聞くと、間髪入れずに返事が返ってきた。
「お前に愛されたいからだ」
うん、なんだか…照れるしかない。
フィンのことは、アンドリュー様の一部だと思って、好きになろうと思った。
どちらの彼からも愛されているのだという事実が、不思議と心地よく感じてしまう。