冷酷王子は子リス姫を愛でる
調べが着くまで、マリアンヌは監禁状態になるだろう。
ハァ、あっちから仕掛けてくれて助かった。
やっとアイツを追い出す理由ができた。
「アレン、宰相に今日のことを報告しておいてくれ。ついでに、もう側妃は連れてくるなと伝えとけ」
「かしこまりました。後の処理はお任せください」
アレンをマリアンヌの部屋に残し、ひとりで廊下を歩く。
体が熱い…。
俺やリオでなければ、ひとたまりもないであろうこの薬。
俺やリオは、たまに毒を盛られて生きてきたからな。
一般的な毒なら、体を毒に慣らしているので効かないはずなのだが。
「ハァ…クッ…」
治れ、熱…。
こんな状態でキャシーに会ったら、思いのままにめちゃくちゃにしてしまいそうだ…。
この状態ではとてもじゃないが会えない。
「いかがしました⁉︎」
「媚薬のようなものを…。中和してくれ」
「診察室へ参りましょう‼︎」
叩き起こす形になってしまった王宮医師と診察室へ。
ハァ、あっちから仕掛けてくれて助かった。
やっとアイツを追い出す理由ができた。
「アレン、宰相に今日のことを報告しておいてくれ。ついでに、もう側妃は連れてくるなと伝えとけ」
「かしこまりました。後の処理はお任せください」
アレンをマリアンヌの部屋に残し、ひとりで廊下を歩く。
体が熱い…。
俺やリオでなければ、ひとたまりもないであろうこの薬。
俺やリオは、たまに毒を盛られて生きてきたからな。
一般的な毒なら、体を毒に慣らしているので効かないはずなのだが。
「ハァ…クッ…」
治れ、熱…。
こんな状態でキャシーに会ったら、思いのままにめちゃくちゃにしてしまいそうだ…。
この状態ではとてもじゃないが会えない。
「いかがしました⁉︎」
「媚薬のようなものを…。中和してくれ」
「診察室へ参りましょう‼︎」
叩き起こす形になってしまった王宮医師と診察室へ。