REBORN
睨みつけると、
掴んだ腕をそのままに私を連れて歩き出す。

『ちょ…………離してっ』

「だーめ、これから始業式、ちゃんと出て。」

なんだこいつ。
見慣れない顔のくせに、新調したようなスーツを着て
うちの学校の校章バッジを付けている。

新しい教師?
だから何って話だけど。

もしかしたら教師を装った不審者かもしれない。
今から私を拉致して殺すのかも!

なんて期待は打ち砕かれ、生徒が集まる体育館へと
連れて行かれた。

「大人しく座ってろよ。」
『…………。』

そういうの、一番嫌い。

< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop