彼氏はホスト!アタシはキャバ嬢!?






「ッッ…!」



声が出せなくて、代わりに出て来るのは大粒の涙。



「あいつから…奪ってやる。」



そう呟いた啓斗さんは、あまりにも冷たい目をしていた。



「い…や…!!」



ジタバタと抵抗しても、男の力には敵わない。



アタシの抵抗も虚しく、啓斗さんの頭が、アタシの胸元へと沈む…。



「ッッ…陸…斗…!」









< 108 / 443 >

この作品をシェア

pagetop