彼氏はホスト!アタシはキャバ嬢!?
「お前ちゃんとメシ食ってるか?」
「へ?」
「軽すぎ…。」
そ…そうかな…?
そういえば、最近あんまりちゃんと夜ご飯食べてなかったかも…。
陸斗の言葉に思わず反省させられる。
「久しぶりに陸斗におんぶされた気がする…。」
「だな。」
アタシはドキドキを隠すかのようにして、陸斗の背中に揺られていた。
まさか、このドキドキの原因がすべての始まりだったなんて…
鈍感なアタシはこれっぽっちも知らなかったんだ。