彼氏はホスト!アタシはキャバ嬢!?
「って事は…直接ポストに入れたことになるよね?」
「………そう…だな。」
宛先をみても、誰が入れたのか特定できる物はない。
だって、名前すら書かれてないんだもん。
……何か…気持ち悪いな。
「とりあえず、開けてみれば?」
「う…うん。」
陸斗の言葉に迷っていた手を動かせる。
びりびりと少し荒っぽく開けた封筒…。
何かな…?
少しドキドキしながら警戒心なしに覗き込んだアタシ。
しかし…。
その事を直後に後悔するなんて…。