彼氏はホスト!アタシはキャバ嬢!?
うららを抱きしめると、相当怖かったのか、がたがたと震えていた。
「ど…して陸斗がいるの?」
「ん?…俺は、うららのヒーローだからな♪」
ふざけた様子で俺がそういうと、うららは少し笑った。
本当のところ言うと、帰ったらうららがいなかったから心配になった。
だから、うららに電話したのに全然出るような様子もないし…
気になったから、うららのケータイに着いてるGPSで調べたってわけだ。