彼氏はホスト!アタシはキャバ嬢!?
アタシはそんな陸斗に少し呆れながら歩き始めた。
「あーぁ…今日は疲れた。」
「なんで?」
「んー?指名客、増えちゃってさぁ〜…。」
「いい事じゃん?」
陸斗はアタシの顔を覗いて問う。
覗いて来た陸斗の顔は、何だかおもしろそう。
「でも、やっぱりNo.1になるには頑張らないとね!」
「よし!そのいきだぞ!」
陸斗に後ろからポンと背中を押されて、アタシは笑顔になった。