彼氏はホスト!アタシはキャバ嬢!?






まるで、アタシの想いを神様は裏切るかのように下がっていくお母さんの血圧。



「お母さん…しっかりしてよぉ…!!」


「恭子さん…しっかり!」


「アタシを一人にしないで…!!」



アタシはお母さんの手を握るけど、もうその手は温かさを失っていた。



ねぇお母さん。



りんごまた剥いてあげるよ?



だから、


『うわぁ…!ウサギ型〜♪』



なんて言って…また笑ってよ……?






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