彼氏はホスト!アタシはキャバ嬢!?






ねぇ…

もう会えないなんてヤダよ?



ヤダからね。お母さん?



だから目を開けてよ…!



「……お母さんっ!!」


「恭子さん…!」



アタシと陸斗が叫んだ声が重なった時だった。



それまで眉を寄せて苦しそうだったお母さんの表情が一瞬だけ緩んだ。



そして…



嘘かのように緩んだ頬がアタシの目に写った。







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