彼氏はホスト!アタシはキャバ嬢!?






「恭子は…元気か?」



……今更?



今更聞いてどうすんの?



父の言葉が何よりも胸に突き刺さる。



ありえないよ。


こんな奴が、父親なんて…。



頭に血が上り、拳が今にも父を殴りそうなくらい震える。



アタシはそれを抑えると、落ち着いたふりをして言った。



「死んだ。」


「え…?」


「だから死んだって。」







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