彼氏はホスト!アタシはキャバ嬢!?






……オーナーに聞こう。



しばらく考えた後、固まった答えはこの一つだった。



アタシは携帯と財布を詰めたバックを持つと、家を飛び出し、夜の街へと足を踏み込んだ。



今日は陸斗も店だから、きっと遅いはず…



そう考えながら六本木の繁華街を歩き、JEWELへと向かった。



もうすぐ着く…そう思った瞬間だった。



「おい。」



そう言われ、肩に置かれた手。



アタシは少し肩をビクリと震わせて、振り返った。







< 381 / 443 >

この作品をシェア

pagetop