彼氏はホスト!アタシはキャバ嬢!?






「いいから聞いてよ。」


「うん…。」



アタシが陸斗の口を押さえながら言うと、やっと理解したのか、頷いて静かになった。



「落ち着いて聞いてよ?」



アタシは深呼吸をし、淡々と物事を伝え始める。



「今からJEWELのオーナーに会いに行く。」


「は?」


「真実を確かめに行くの。」


「だから何が…」


「アタシの…生い立ちに隠された秘密。」








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