彼氏はホスト!アタシはキャバ嬢!?
「そっか…大変だったな。」
「……。」
「うららにとったら、たった一人の母親だったもんな…。」
気まずそうにアタシを見るオーナー。
アタシはオーナーを見上げると、心の中で決心を付けた。
そして…固く閉じていた口を開いた。
「実は、その事を聞きたくて…今日は来たんです。」
「え…?」
「うらら…!」
オーナーが少し表情を歪めたと同時に少し遅れて陸斗が店に入って来た。