彼氏はホスト!アタシはキャバ嬢!?






自分の事なのに、まるで他人の事のように思えてくる話に、アタシは驚きを隠せない。



まるでドラマでも見ているような…そんな感じ。



「それで、あかりは1人でお前を育てていたんだが、その時にある1人の男と出会ったんだ。」


「ある1人の男ってまさか…。」



それまで黙って隣に座っていた陸斗が少し眉を寄せて聞き返す。



「そう、その男は…うららが父だと思ってた人間。

つまり…うららと恭子さんを捨てて蒸発した男だ。」







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