彼氏はホスト!アタシはキャバ嬢!?






アタシは声をあげて涙を流す。



だけど、陸斗はアタシを胸から外し、アタシの顔をのぞき込んだ。



その瞬間…アタシは目を見開いた。



だって…陸斗の右目からは涙が流れていたんだから。



「陸斗…なんで泣いて…」



アタシが言った言葉も消えてしまいそうなくらい小さい。



陸斗はアタシの声を遮ると服の袖で涙を荒っぽく拭き取った。






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