【女の事件】十三日の金曜日
第15話
午後2時過ぎのことであった。
場所は、JR赤星駅の近くにあるボロアパートにて…
まさのりは、自動車教習所に2ヶ月以上も来ていない教習生や料金が未納の教習生の家に行って、サイソクをする仕事をしていた。
この日は、6ヶ月前から教習所に来ていない21歳の男性(契約社員)が暮らしている部屋に行って、教習所へ来るようにサイソクをしていた。
「あんたね!!うちは、おたくが6ヶ月以上も教習所にきてへんので教習所に顔を見せに来てくださいと繰り返して言うてんのに、なんで来ないのですか!!」
「だから…終了検定に失敗したから…気持ちが教習所に向いていないのだよぉ…すんまへん…もう少しで気持ちが向くようになるから…この通り…」
契約社員の男性は、へらへらとした表情で両手を合わせて許しを乞うていたので、まさのりはあきれた声で言うた。
「あんたね、そのセリフをなんべん言うたのかなぁ…もうこちらとしてはガマンならんのやけど…」
「だからこの通り…もう少しだけもう少しだけ…」
「あんたね!!終了検定に失敗しちゃったと言うのであれば、もう一度トライしてみようと言う気持ちはないのかなぁ!!キサマはナマケモノだから、何やってもアカンみたいやね!!なんとか言えよクソバカものが!!」
まさのりからボロクソに言われた男性は、ザメザメとした表情で言うた。
「イヤや…もうイヤや…免許なんかいらんわ…オレ…資格なんかいらん…資格なんかいるかクソッタレ!!…チクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーーーー」
教習生の男性は、こう言うて部屋に入ったあと、ドアにカギをかけて、玄関にバリケードを作って、外の世界とシャダンした。
「(契約社員)!!コラ!!あけんかいコラ!!あけんかったらどないなるのがわかっとんかドアホ!!」
まさのりは、ひっきりなしに玄関のドアを叩いて教習生の男性を呼んでいた。
しかし、男性はアホらしいと言う表情をしていた。
そして、居間のテレビをつけて、AV鑑賞を再開した。
その頃であった。
ふきこは、家にいても家庭のことは全部ゆかこが取り仕切っていたので居場所をなくしていた。
ふきこは、知人の紹介で国道沿いの三島のバス停の近くにあるフジでパートを始めていた。
ふきこは、まさのりが正社員だと言うことを信用していない、パートをして足りない分を稼いでいた。
しかし、気持ちと身体が想うようにフィットしていないので、思うように働くことができなかった。
与えられた仕事は、陳列ケースに置かれている商品を補充する仕事だけで、レジうちの仕事などはさせてもらえなかった。
ふきこはこの時『アタシ…どうしてまさのりさんと再婚なんかしたりしたのであろうか…』と想っていたので、気持ちがナアナアとなっていた。
ふきこは、夕方6時半過ぎに疲れた表情で家に帰宅した。
家の居間には、まさのりと義母とゆかこがいた。
今夜は、ゆかこのお手製のボルシチである。
ゆかこが義母にしゅうさくとの挙式披露宴の話を楽しそうにしていたので、まさのりはものすごくすねた表情をしていた。
そこへふきこが帰ってきたので、ゆかこはやさしい声でまさのりに言うた。
「ふきこさん、家に帰って来たみたいね…まさのりさん…ふきこさん帰って来たわよ…ボルシチついであげるね。」
まさのりはこの時『ゆかこにグロウされた…ふきこがゆかこにグロウしろとけしかけた。』と思い込んでいたので、ワーっとなっふきこの頭をもので殴った。
「オドレふきこ!!」
(ガツーン!!ガツーン!!ガツーン!!)
ふきこは、まさのりに頭を殴られた後にその場に倒れてしまった。
まさのりが、物で倒れてしまったふきこを殴り付けていたので、ゆかこがびっくりした様子でまさのりに言うた。
「ああ!!まさのりさん!!まさのりさんどうしてなの!!どうしてふきこさんにきつい暴力をふるうのですか!?」
「やかましい!!だまれ!!ふきこはオレをグロウしたんや!!グロウしたから正当防衛で殴った!!」
「どうしてふきこさんが殴られないといけないのよ!!ふきこさんにはなんの落ち度もないのよ!!」
「だまれ!!だまれ!!だまれ!!」
まさのりは、なおもふきこを物で激しく殴っていたので、母親は頭がサクラン状態におちいって、オタオタしていた。
ゆかこは、まさのりに何度も繰り返してふきこに落ち度はないと言うていたが、まさのりはますます怒り狂っていた。
その後、まさのりは台所から出刃包丁を持ち出した。
まさのりは、出刃包丁でふきこの顔を切りつけていた。
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!」
「まさのりさんやめて!!」
「やかましいだまれ!!オドレ!!恋愛結婚できたからと言うてえらそうにしているからふきこの顔を切り裂かれたんや!!」
「だからって…どうしてふきこさんにひどいことをするのよ!!」
「だまれ!!オドレがえらそうにしているからふきこが切られたのだ!!殺すぞ!!オドレもぶっ殺してやる!!ワーーーーーーーーーーーッ!!ワーーーーーーーーーーーッ!!ワーーーーーーーーーーーッ!!」
まさのりは、ゆかこに出刃包丁をふりまわして暴れていた。
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ふきこは、まさのりからより強烈な暴力で顔に50針を縫う大ケガを負った。
ゆかこは、まさのりからえらそうにしていると強烈な声で怒鳴られた上に、ふきこが強烈な暴力を受けているシーンを見せられたそのまた上に、包丁で切られて軽傷を負ったので、心が大きく傷ついてしまった。
サイアク…
こんなことになるのだったら、再婚なんかするのじゃなかったわ…
こんなことになるのだったら…
一人身のほうがよかった…
もういや…
もういや…
もういや…
アタシ…
もういや…
場所は、JR赤星駅の近くにあるボロアパートにて…
まさのりは、自動車教習所に2ヶ月以上も来ていない教習生や料金が未納の教習生の家に行って、サイソクをする仕事をしていた。
この日は、6ヶ月前から教習所に来ていない21歳の男性(契約社員)が暮らしている部屋に行って、教習所へ来るようにサイソクをしていた。
「あんたね!!うちは、おたくが6ヶ月以上も教習所にきてへんので教習所に顔を見せに来てくださいと繰り返して言うてんのに、なんで来ないのですか!!」
「だから…終了検定に失敗したから…気持ちが教習所に向いていないのだよぉ…すんまへん…もう少しで気持ちが向くようになるから…この通り…」
契約社員の男性は、へらへらとした表情で両手を合わせて許しを乞うていたので、まさのりはあきれた声で言うた。
「あんたね、そのセリフをなんべん言うたのかなぁ…もうこちらとしてはガマンならんのやけど…」
「だからこの通り…もう少しだけもう少しだけ…」
「あんたね!!終了検定に失敗しちゃったと言うのであれば、もう一度トライしてみようと言う気持ちはないのかなぁ!!キサマはナマケモノだから、何やってもアカンみたいやね!!なんとか言えよクソバカものが!!」
まさのりからボロクソに言われた男性は、ザメザメとした表情で言うた。
「イヤや…もうイヤや…免許なんかいらんわ…オレ…資格なんかいらん…資格なんかいるかクソッタレ!!…チクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーチクショーーーー」
教習生の男性は、こう言うて部屋に入ったあと、ドアにカギをかけて、玄関にバリケードを作って、外の世界とシャダンした。
「(契約社員)!!コラ!!あけんかいコラ!!あけんかったらどないなるのがわかっとんかドアホ!!」
まさのりは、ひっきりなしに玄関のドアを叩いて教習生の男性を呼んでいた。
しかし、男性はアホらしいと言う表情をしていた。
そして、居間のテレビをつけて、AV鑑賞を再開した。
その頃であった。
ふきこは、家にいても家庭のことは全部ゆかこが取り仕切っていたので居場所をなくしていた。
ふきこは、知人の紹介で国道沿いの三島のバス停の近くにあるフジでパートを始めていた。
ふきこは、まさのりが正社員だと言うことを信用していない、パートをして足りない分を稼いでいた。
しかし、気持ちと身体が想うようにフィットしていないので、思うように働くことができなかった。
与えられた仕事は、陳列ケースに置かれている商品を補充する仕事だけで、レジうちの仕事などはさせてもらえなかった。
ふきこはこの時『アタシ…どうしてまさのりさんと再婚なんかしたりしたのであろうか…』と想っていたので、気持ちがナアナアとなっていた。
ふきこは、夕方6時半過ぎに疲れた表情で家に帰宅した。
家の居間には、まさのりと義母とゆかこがいた。
今夜は、ゆかこのお手製のボルシチである。
ゆかこが義母にしゅうさくとの挙式披露宴の話を楽しそうにしていたので、まさのりはものすごくすねた表情をしていた。
そこへふきこが帰ってきたので、ゆかこはやさしい声でまさのりに言うた。
「ふきこさん、家に帰って来たみたいね…まさのりさん…ふきこさん帰って来たわよ…ボルシチついであげるね。」
まさのりはこの時『ゆかこにグロウされた…ふきこがゆかこにグロウしろとけしかけた。』と思い込んでいたので、ワーっとなっふきこの頭をもので殴った。
「オドレふきこ!!」
(ガツーン!!ガツーン!!ガツーン!!)
ふきこは、まさのりに頭を殴られた後にその場に倒れてしまった。
まさのりが、物で倒れてしまったふきこを殴り付けていたので、ゆかこがびっくりした様子でまさのりに言うた。
「ああ!!まさのりさん!!まさのりさんどうしてなの!!どうしてふきこさんにきつい暴力をふるうのですか!?」
「やかましい!!だまれ!!ふきこはオレをグロウしたんや!!グロウしたから正当防衛で殴った!!」
「どうしてふきこさんが殴られないといけないのよ!!ふきこさんにはなんの落ち度もないのよ!!」
「だまれ!!だまれ!!だまれ!!」
まさのりは、なおもふきこを物で激しく殴っていたので、母親は頭がサクラン状態におちいって、オタオタしていた。
ゆかこは、まさのりに何度も繰り返してふきこに落ち度はないと言うていたが、まさのりはますます怒り狂っていた。
その後、まさのりは台所から出刃包丁を持ち出した。
まさのりは、出刃包丁でふきこの顔を切りつけていた。
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!」
「まさのりさんやめて!!」
「やかましいだまれ!!オドレ!!恋愛結婚できたからと言うてえらそうにしているからふきこの顔を切り裂かれたんや!!」
「だからって…どうしてふきこさんにひどいことをするのよ!!」
「だまれ!!オドレがえらそうにしているからふきこが切られたのだ!!殺すぞ!!オドレもぶっ殺してやる!!ワーーーーーーーーーーーッ!!ワーーーーーーーーーーーッ!!ワーーーーーーーーーーーッ!!」
まさのりは、ゆかこに出刃包丁をふりまわして暴れていた。
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ふきこは、まさのりからより強烈な暴力で顔に50針を縫う大ケガを負った。
ゆかこは、まさのりからえらそうにしていると強烈な声で怒鳴られた上に、ふきこが強烈な暴力を受けているシーンを見せられたそのまた上に、包丁で切られて軽傷を負ったので、心が大きく傷ついてしまった。
サイアク…
こんなことになるのだったら、再婚なんかするのじゃなかったわ…
こんなことになるのだったら…
一人身のほうがよかった…
もういや…
もういや…
もういや…
アタシ…
もういや…