【女の事件】十三日の金曜日
第5話
その日の夕方5時半過ぎのことであった。
場所は、JR高松駅前の広場にて…
家路を急ぐ人たちでごった返している駅前広場にて、久通は信金の女性職員で愛人のよしえ(19歳)と一緒に腕を組んで歩いていた。
ダークブラックのトレンチコート姿の久通は、OL服を着ているよしえに泣きそうな声で言うた。
「よしえ…オレ…むなしいのだよぅ…」
「奥さまとうまくいっていないみたいね…」
「ああ…」
「久通さん…奥さんと離婚すれば…」
「ああ…そのつもりだ…」
「久通さんもつらかったわね…介護だと言うておじいさまとやらしいことをするなんてサイテーの奥さまよ…そんな悪い奥さまのことなんか忘れて、アタシと一緒にラブホへ行こっ…」
「そうだな…」
ふたりは、国道11号付近の詰田川沿いにありますラブホへ行った。
ところ変わって、ラブホの部屋にて…
ふたりは、生まれたままの姿になってベッドで抱き合っていた。
「ああ…久通さん…首から下の部分をキスでむさぼってぇ…」
久通は、キスでよしえの199のMカップのふくよか過ぎる乳房をキスでむさぼっている。
終始受け身になっているよしえは、激しい泣き声をあげながら久通に抱かれていた。
翌朝のことであった。
老健施設に入所していた久通の祖父が急きょ帰宅していた。
施設の話によると、久通の祖父は施設内で女性職員をめぐって他の利用者の男性からきつい暴力をふるわれていたと言うことであった。
両親は、施設にいたら他の利用者に殺されるかもしれないと思っていたので、施設に契約破棄を申し出た。
久通の両親は、ふきこにもう一度祖父の介護をお願いをした。
それから7時間後の昼3時半過ぎに、キンリンで恐ろしい事件が発生した。
家の玄関に、ピンク色のジュバン姿でほがそ(ぐちゃぐちゃ)の髪の毛の女性が切羽詰まった状態でドアを激しく叩きながら叫んでいた。
(ドンドンドンドン!!ドンドンドンドン!!)
「入江さーん!!急いで救急車呼んで!!義父さまが心臓発作を起こしているのよ!!大至急お願い!!」
この時、家にはひろつぐとふきこと祖父がいたが、ふきこはお風呂の介護をしていたので風呂場から離れることができなかった。
ひろつぐは、居間にいてアニマックス(CATV)に夢中になっていたので女性の叫び声が聞こえていなかった。
翌日の午後3時半過ぎのことであった。
ふきこは、回覧板を持ってきた近所の奥さまから3軒となりの家のおじいさまが呼吸器不全で亡くなったことを告げられましたので、激しく動揺していた。
さらに具合が悪いことに、ふきこが応対していた時の服装は白のTシャツとデニムのショートパンツ姿であったが、Tシャツがベトベトに濡れていた上に、乳房がブラジャーをつけていない状態でくっきりと見えていたので、奥さまから変な目付きで見られていた。
「あんたーね…昨日ね…6軒先の戸坂(へさか)さんカタのおじいさまが亡くなられたことしっとったかしら。」
「えっ?戸坂(へさか)さんカタのおじいさま…どこか具合が悪かったのかなぁ?」
「あんた知らんかったん?戸坂さんカタのおじいさまは6ヶ月前に脳出血で倒れてから寝たきりの状態になっていたのよ…その間は、息子の嫁さんが介護のお世話をしてはったのよ…」
「えっ?そうなのですか?」
「あんたー、なーんも知らんかったん?」
「いえ…今日はじめて聞きました。」
「そうでしょうねぇ…あっそれと…ちょいと小耳にはさんだ話なんだけどね…」
近所の奥さまは、変な目付きでベトベトに濡れているTシャツから透けて見えるノーブラの乳房を見てから『あんたーしっとったかしら。』とふきこに言うた。
ふきこは、近所の奥さまからのうわさ話を聞いた時、乳房(むね)の奥で激しい衝撃を喰らった。
「あのねぇ…ちょいと小耳にはさんだ話なんだけどねぇ…あんたーしっとったかしら?」
「えっ?」
「あのねぇ…戸坂さんカタの奥さまね…おじいさまの介護と言うてねぇ…昼の昼間からあられもないことをしてはったみたいよ…戸坂さんのダンナさんが家にいないことをいいことに、義父さまと無我夢中でやらしいことをしよったんよ…戸坂さんのダンナさんは、何を考えとんかしらねぇ、ホンマにもう…」
「えっ?戸坂さんの奥さまはそんな悪いことをするような人じゃありませんわよ。」
「フーン、どーなのかしらねぇ…」
「奥さま、変なことを言わないでください!!奥さまは何をコンキョにそんなことを言うのですか!?」
「コンキョがあるからあんたーに話したのよ。そういうあんたーこそ、おじいさまとやらしいことをしよんじゃないのかしら…あんたーもおじいさまの介護と言うて、昼間からやらしいことしよったのでしょ…Tシャツがベトベトに濡れているみたいね…もしかして、風呂の中でおじいさまに身体をむさぼられていたのでしょ…風呂場からやらしい泣き声が聞こえていたわよ。」
「奥さま!!やめてください!!アタシがおじいさまとやらしいことをしていたと決めつけるなんてあんまりだわ!!」
「あんたーねぇ、どんなにハンロンしてもムダよ…そんなに言うのであればTシャツを脱いで、自分の身体をよぉにみなさいよ!!そう思われたくないのだったら、キャミ(インナー)着たらええだけのことでしょ!!だからあんたーは、人からいなげ(変な)目付きで見られるのでしょ…」
「帰ってください!!」
(バターン!!ガチャ!!)
ふきこは、玄関の戸を激しくしめたあと、居間へ逃げ込んだ。
ふきこは、ベトベトに濡れているTシャツを引きちぎるように破いて脱いだ後、その場に倒れてバタバタと暴れていた。
何なのよ一体…
近所の奥さまは、どうしてアタシを変な目付きで見るのかしら!!
アタシは、厚意でおじいさまの介護をしているのに…
どーしてわかってもらえないのかしらねぇ…
もういや…
もういや離婚したい…
離婚したい!!
ふきこは、バタバタと暴れた後、強烈な声をはりあげて泣いていた。
場所は、JR高松駅前の広場にて…
家路を急ぐ人たちでごった返している駅前広場にて、久通は信金の女性職員で愛人のよしえ(19歳)と一緒に腕を組んで歩いていた。
ダークブラックのトレンチコート姿の久通は、OL服を着ているよしえに泣きそうな声で言うた。
「よしえ…オレ…むなしいのだよぅ…」
「奥さまとうまくいっていないみたいね…」
「ああ…」
「久通さん…奥さんと離婚すれば…」
「ああ…そのつもりだ…」
「久通さんもつらかったわね…介護だと言うておじいさまとやらしいことをするなんてサイテーの奥さまよ…そんな悪い奥さまのことなんか忘れて、アタシと一緒にラブホへ行こっ…」
「そうだな…」
ふたりは、国道11号付近の詰田川沿いにありますラブホへ行った。
ところ変わって、ラブホの部屋にて…
ふたりは、生まれたままの姿になってベッドで抱き合っていた。
「ああ…久通さん…首から下の部分をキスでむさぼってぇ…」
久通は、キスでよしえの199のMカップのふくよか過ぎる乳房をキスでむさぼっている。
終始受け身になっているよしえは、激しい泣き声をあげながら久通に抱かれていた。
翌朝のことであった。
老健施設に入所していた久通の祖父が急きょ帰宅していた。
施設の話によると、久通の祖父は施設内で女性職員をめぐって他の利用者の男性からきつい暴力をふるわれていたと言うことであった。
両親は、施設にいたら他の利用者に殺されるかもしれないと思っていたので、施設に契約破棄を申し出た。
久通の両親は、ふきこにもう一度祖父の介護をお願いをした。
それから7時間後の昼3時半過ぎに、キンリンで恐ろしい事件が発生した。
家の玄関に、ピンク色のジュバン姿でほがそ(ぐちゃぐちゃ)の髪の毛の女性が切羽詰まった状態でドアを激しく叩きながら叫んでいた。
(ドンドンドンドン!!ドンドンドンドン!!)
「入江さーん!!急いで救急車呼んで!!義父さまが心臓発作を起こしているのよ!!大至急お願い!!」
この時、家にはひろつぐとふきこと祖父がいたが、ふきこはお風呂の介護をしていたので風呂場から離れることができなかった。
ひろつぐは、居間にいてアニマックス(CATV)に夢中になっていたので女性の叫び声が聞こえていなかった。
翌日の午後3時半過ぎのことであった。
ふきこは、回覧板を持ってきた近所の奥さまから3軒となりの家のおじいさまが呼吸器不全で亡くなったことを告げられましたので、激しく動揺していた。
さらに具合が悪いことに、ふきこが応対していた時の服装は白のTシャツとデニムのショートパンツ姿であったが、Tシャツがベトベトに濡れていた上に、乳房がブラジャーをつけていない状態でくっきりと見えていたので、奥さまから変な目付きで見られていた。
「あんたーね…昨日ね…6軒先の戸坂(へさか)さんカタのおじいさまが亡くなられたことしっとったかしら。」
「えっ?戸坂(へさか)さんカタのおじいさま…どこか具合が悪かったのかなぁ?」
「あんた知らんかったん?戸坂さんカタのおじいさまは6ヶ月前に脳出血で倒れてから寝たきりの状態になっていたのよ…その間は、息子の嫁さんが介護のお世話をしてはったのよ…」
「えっ?そうなのですか?」
「あんたー、なーんも知らんかったん?」
「いえ…今日はじめて聞きました。」
「そうでしょうねぇ…あっそれと…ちょいと小耳にはさんだ話なんだけどね…」
近所の奥さまは、変な目付きでベトベトに濡れているTシャツから透けて見えるノーブラの乳房を見てから『あんたーしっとったかしら。』とふきこに言うた。
ふきこは、近所の奥さまからのうわさ話を聞いた時、乳房(むね)の奥で激しい衝撃を喰らった。
「あのねぇ…ちょいと小耳にはさんだ話なんだけどねぇ…あんたーしっとったかしら?」
「えっ?」
「あのねぇ…戸坂さんカタの奥さまね…おじいさまの介護と言うてねぇ…昼の昼間からあられもないことをしてはったみたいよ…戸坂さんのダンナさんが家にいないことをいいことに、義父さまと無我夢中でやらしいことをしよったんよ…戸坂さんのダンナさんは、何を考えとんかしらねぇ、ホンマにもう…」
「えっ?戸坂さんの奥さまはそんな悪いことをするような人じゃありませんわよ。」
「フーン、どーなのかしらねぇ…」
「奥さま、変なことを言わないでください!!奥さまは何をコンキョにそんなことを言うのですか!?」
「コンキョがあるからあんたーに話したのよ。そういうあんたーこそ、おじいさまとやらしいことをしよんじゃないのかしら…あんたーもおじいさまの介護と言うて、昼間からやらしいことしよったのでしょ…Tシャツがベトベトに濡れているみたいね…もしかして、風呂の中でおじいさまに身体をむさぼられていたのでしょ…風呂場からやらしい泣き声が聞こえていたわよ。」
「奥さま!!やめてください!!アタシがおじいさまとやらしいことをしていたと決めつけるなんてあんまりだわ!!」
「あんたーねぇ、どんなにハンロンしてもムダよ…そんなに言うのであればTシャツを脱いで、自分の身体をよぉにみなさいよ!!そう思われたくないのだったら、キャミ(インナー)着たらええだけのことでしょ!!だからあんたーは、人からいなげ(変な)目付きで見られるのでしょ…」
「帰ってください!!」
(バターン!!ガチャ!!)
ふきこは、玄関の戸を激しくしめたあと、居間へ逃げ込んだ。
ふきこは、ベトベトに濡れているTシャツを引きちぎるように破いて脱いだ後、その場に倒れてバタバタと暴れていた。
何なのよ一体…
近所の奥さまは、どうしてアタシを変な目付きで見るのかしら!!
アタシは、厚意でおじいさまの介護をしているのに…
どーしてわかってもらえないのかしらねぇ…
もういや…
もういや離婚したい…
離婚したい!!
ふきこは、バタバタと暴れた後、強烈な声をはりあげて泣いていた。