太陽は闇に溺れてる。






楓「…そうだよ?あんなの認めらんない。」

…またもや、"意味がわからない"そんな顔をする楓。

涼「だったら認めなきゃいいじゃねぇか、それで出ていくのか居続けるのかは知らねぇ。スパイなら俺らに話しかけてくるかもしれねぇ。俺らの過去は確実に弱みになる。だからそれは話さなきゃいい。」

奏斗「…俺らが必要以上に話さなければ…ってことか?」

涼「そういう事。蓮夜が何考えてんのか はわかんねぇ。けど俺らは別に仲良くしろなんて言われてねぇし、蓮夜が教えてくれるまで俺はあいつに心を開かねぇ。」

俺が"あいつ"に話すのは…必要最低限の会話だけだ。





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