太陽は闇に溺れてる。




奏斗「…これ、日向の電話番号だよな?」


日向が部屋を出る前に置いていった紙。


涼「俺らに渡す気はなかったけど、蓮夜のためならって事だよな…」


あいつが動く時っていつも蓮夜絡みだよな…


彩芽「…私があの時家族の話をしちゃったから…」


彩芽…


涼「彩芽が悪いわけじゃない、知らなかったんだ、しょうがないだろ?」


彩芽「…ありがとう…ごめんね」


奏斗「あんま気にすんな」


楓「…蓮夜が帰ってくるまでここを僕達が守ろう?」


彩芽「うんっ、みんな…!ありがとうっ!」



ニコッと笑った彩芽。



うん、やっぱり彩芽には笑顔が似合うな。







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