愛プチ
「なあ、お前なんでそんなゲーム上手いわけ?
なあなんで?なんでだよ?他は?他のゲームは何出来る?」

日が暮れるとおもっていたファイミューだったが、割とすんなり今日のノルマをこなし、現在時計の針は午後の3時半をさしていた。

「他は・・アイマスミーマインとか、バムバニーとか・・私は広く浅くって感じなので。
全体的にゲーム自体は別にそんなに得意じゃないし・・ただゲームの世界観とか絵が好きで昔よくやってただけです・・。」

こんな事言っても興味ないだろうけど。
ファイミューは元カレの影響だが、絵を描くや見るのが好きでアニメ漫画に加えてゲームもかなりやりこんでいた時期があった。
かなり昔の話だけど。

「わかる!俺もそういうのすげえ分かる!!
アイマスミーマインもバムバニもめちゃくちゃ名作じゃん!!!」

しかし私の予想とは裏腹に美月君はかなり食いついてきた。

さっきよりも数百倍目がキラキラしている。
それはそれはもう眩しいほどに。

いつぞやのラブホで出会った同一人物とは思えない。

ゲーム1つでここまで人が変わるとは。

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