愛プチ
翌朝自分の部屋のベッドで伸びをするとバキバキとすごい音が鳴った。
あのあとゲームしまくってようやく深夜2時ごろレアアイテムをゲットでき、一緒に喜んでインスタントラーメン食べてそれぞれの部屋で寝たんだった。
深夜の謎のテンションで割と盛り上がったおかげでだいぶ、気持ちが楽になって寝れた。
もし一人だったら、昨日の夜はずっと泣いて耐えられなかっただろう。
そういえばいつのまにか隼人さん帰ってきてたみたいだけど、いつのまに帰ってきたんだろう。
いつもなら帰ってくる時間帯になると美月君のケータイに連絡が入り美月君がそわそわしだすが昨日はそれがなかった。
まあ、でも、そんな日も別にあるか。
毎回弟に帰ったって連絡するのがまず珍しいと思うし。
ケータイに進藤さんからのメッセージと着信は来ていなかった。
既読がついているということはこのメッセージをみているということだろうけど。
「あああああああ一気に現実ぅぅぅぅう・・・・。」
頭を抱えて布団に再び潜る。
そりゃそうだよねそうだよね?!
いきなり震えて何の説明もろくにせずにラブホテルに置き去りにして帰ったらそりゃそうなるよ・・!!!
ばかばかばかばか私の馬鹿野郎!!!
布団の中でじたばたしていると、部屋のドアが物凄い勢いで叩かれた。
ドンドンドンドンとすさまじい音がしてドアが揺れている。
やだなに朝からなに?!怖い!?
なんでそんな強く叩くの?!
一体だれ?!
まさか・・娘が男二人の家に住んでいる事に感づいてやってきた母さん?!
母さんなのか?!
「おい!いつまで寝てんだよ!!」
美月君かよ!!
今まで朝起こしに来たことなかったじゃん!!
何故急に!!
あれか?
バムバニーするって言ったからか・・・?
いやでも、まだ朝の10時よ?
昨日寝たの夜中の3時頃とかよ?
お昼まで寝たくない?
しばらく無視して狸寝入りをしてみる。
なり続けるドアをドンドン叩く音。
いや、うるさい無理寝れない!!
そしてしつこいな!!
三回やってだめだったら諦めようよ!!ていうか普通あきらめるでしょ!
借金の取り立てか!!
「あれ!?もうこんな時間?!
すみません爆睡してましt・・。」
しらじらしくさも今起きましたよという体で部屋のドアを開けに向かうとバンっと勝手にドアが開いた。
そしてぶつける小指。
「っっっつぅ・・・」
「あっ、悪い。
朝ご飯作ってるけど食べる?」
「え?」
「だから、朝ご飯。」
「いや、え・・?」
小指の激痛に座りこんだはずなのに、その痛みを忘れる程の思わぬ言葉にきょとんとした顔で美月くんを見上げる。
もはやすっぴんなどもう美月君の前では関係ない。
朝ごはんって言った?
朝ご飯って言ったよね?
私に作ってくれたってこと?
そういう解釈でオーケー?
「いらねえならいい。」
「いや食べます食べますいただきます!!!」
ようやく理解が追いついたところで、ぷいっとそっぽを向いた彼を急いで追いかけた。
小指をぶつけ方の右足を引きずりながら。
あのあとゲームしまくってようやく深夜2時ごろレアアイテムをゲットでき、一緒に喜んでインスタントラーメン食べてそれぞれの部屋で寝たんだった。
深夜の謎のテンションで割と盛り上がったおかげでだいぶ、気持ちが楽になって寝れた。
もし一人だったら、昨日の夜はずっと泣いて耐えられなかっただろう。
そういえばいつのまにか隼人さん帰ってきてたみたいだけど、いつのまに帰ってきたんだろう。
いつもなら帰ってくる時間帯になると美月君のケータイに連絡が入り美月君がそわそわしだすが昨日はそれがなかった。
まあ、でも、そんな日も別にあるか。
毎回弟に帰ったって連絡するのがまず珍しいと思うし。
ケータイに進藤さんからのメッセージと着信は来ていなかった。
既読がついているということはこのメッセージをみているということだろうけど。
「あああああああ一気に現実ぅぅぅぅう・・・・。」
頭を抱えて布団に再び潜る。
そりゃそうだよねそうだよね?!
いきなり震えて何の説明もろくにせずにラブホテルに置き去りにして帰ったらそりゃそうなるよ・・!!!
ばかばかばかばか私の馬鹿野郎!!!
布団の中でじたばたしていると、部屋のドアが物凄い勢いで叩かれた。
ドンドンドンドンとすさまじい音がしてドアが揺れている。
やだなに朝からなに?!怖い!?
なんでそんな強く叩くの?!
一体だれ?!
まさか・・娘が男二人の家に住んでいる事に感づいてやってきた母さん?!
母さんなのか?!
「おい!いつまで寝てんだよ!!」
美月君かよ!!
今まで朝起こしに来たことなかったじゃん!!
何故急に!!
あれか?
バムバニーするって言ったからか・・・?
いやでも、まだ朝の10時よ?
昨日寝たの夜中の3時頃とかよ?
お昼まで寝たくない?
しばらく無視して狸寝入りをしてみる。
なり続けるドアをドンドン叩く音。
いや、うるさい無理寝れない!!
そしてしつこいな!!
三回やってだめだったら諦めようよ!!ていうか普通あきらめるでしょ!
借金の取り立てか!!
「あれ!?もうこんな時間?!
すみません爆睡してましt・・。」
しらじらしくさも今起きましたよという体で部屋のドアを開けに向かうとバンっと勝手にドアが開いた。
そしてぶつける小指。
「っっっつぅ・・・」
「あっ、悪い。
朝ご飯作ってるけど食べる?」
「え?」
「だから、朝ご飯。」
「いや、え・・?」
小指の激痛に座りこんだはずなのに、その痛みを忘れる程の思わぬ言葉にきょとんとした顔で美月くんを見上げる。
もはやすっぴんなどもう美月君の前では関係ない。
朝ごはんって言った?
朝ご飯って言ったよね?
私に作ってくれたってこと?
そういう解釈でオーケー?
「いらねえならいい。」
「いや食べます食べますいただきます!!!」
ようやく理解が追いついたところで、ぷいっとそっぽを向いた彼を急いで追いかけた。
小指をぶつけ方の右足を引きずりながら。