(仮) 【純愛DAYS〜3人のseason〜】
妹弟はおばあちゃん家から学校までの道を行き来していた…。



その度に誠実が心配してくれるのをよそに、
家出を覚悟していた。



しかし、場所は決めていないし……
お金にだって余裕があるわけじゃない。





そんな話を相談したら笑われてしまう…

実際のところ、
誠実は優しさが溢れている


『光里ひとりじゃまずいから……
俺も行く…。
場所か…。
俺ん家で良いじゃない?』



そう言ってくれる誠実には、
たくさん迷惑かけてしまった。



誠実のご両親には快諾済みで、
3日ほどお世話になってしまった。





『光里ちゃんは家族同然よね。いつでもお気軽に来てくれて大丈夫よ』


そう言って受け入れてくれる誠実のご両親。
< 109 / 134 >

この作品をシェア

pagetop