(仮) 【純愛DAYS〜3人のseason〜】
高校時代にもっと仲良くしていれば良かった…

そう気づいたのは、
22歳のとき__…



光里を巡る関係性が変わった、あの頃だったな…。



私は、
いつも助けてもらった友達の1人に言い寄られながら気づいた新たな恋…



阿佐くん…
いつも笑ってばかりいたし、
苦しんでいるのは望奈とのことがあったあの時だけだったね……



ふたりきりでいた時はいつだって楽しませてくれる阿佐くん。



そんな阿佐が忘れられないふたり。


だから、
阿佐くんの死去後は気持ちが憔悴……



あの若さで…逝ってしまった彼のことは後悔しかなかった。



不慮の事故……


そうは分かっていても、
太陽のような彼が居なくなって…
ポッカリ穴が開いている。



救われた人たちはたくさんいて、
大好きな人はたくさんいたんだろう。




お茶目で、明るくて、オーラがあって…


たくさん、これからしたかったこともあったはずなのにいなくなって……


つらかったよね…



楽しかった22年は、
暗転しちゃったよね…。


阿佐と過ごした…季節


阿佐くんといた春夏秋冬


 

いつまでも…
いつまでも……



忘れない…


キミのぶんまで、
笑って生きるからね…。



忘れないで…



天国で、
笑って生きるんだよ…。



みんな、

キミが出来なかったことを楽しんで行くから__






【完】
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