(仮) 【純愛DAYS〜3人のseason〜】
『光里…おかしなやつ…』

『誠実、おはよう』

『光里っ…おはよう』





誠実は周りばかり気にしてか、
自分の席に向かわない


廊下側の4番目の座席だよね…


私は窓際の3番目だからいるのに、
足はこっちに来ているよ。





『足…大丈夫だったのかな?』

『光里…ありがとうな』



そう言うと、
私の頭に手を置いて撫でる誠実の手…





数人が教室に入ってくると、
誠実も自分の席へ移動してしまった。





恥ずかしい…
照れ臭い…


嬉しい…
カッコいい…



一昨日のことがきっかけで、
よりによって気になってしまうだなんて…。



気になってしまう…?


いや、好きだよ。






< 41 / 134 >

この作品をシェア

pagetop