(仮) 【純愛DAYS〜3人のseason〜】
誠実が家のサンルーフに入ってきて、
このとき初めて感じた…


誠実の優しさ…
誠実のカッコよさ…



『光里。風呂でも入らない?疲れてない?』

『私は大丈夫だよ。誠実、入ってきたらいいよっ』

『俺、一緒に入りたい…』



このことにすら拒んでしまったせいで、
溝を作った気がする。



『少しだけ部屋行こうぜ♪』

『私…風に当たりたい』



サンルーフは屋根があるし、
バスタオルを巻いているから大丈夫…



少しずつだけど、
誠実の表情が変わるのだって分かっていた。



しかし、
誠実の気持ちは分かっていたから……


でも……

友達なのか…
友達以上恋人未満なのか分からないまま



好きって気持ちに嘘はないけど、
受け入れていない自分にも嫌気がさした。







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