(仮) 【純愛DAYS〜3人のseason〜】
光里が帰るのを見送るとき



『またな光里。明日な…』

『明日ね。バイバイっ♪』





大好きだよ♪光里……


その晩になって俺は1通のメールを託す

【光里へ。
いろいろありがとうな。
そして…やっぱり照れ臭いけど…好きだ。】





携帯を見ないようにして、
眠りについた朝。



起きてから返信が来ていたことを知る。


【誠実へ。
ありがとうね。】



短い返信を見つめつつあった登校途中。



友達と楽しく登校する光里を見つけるけど、
その近くを通りすぎる俺。



光里との視線の交わし合う時間に、
うれしくなる朝。


単純すぎる男は、
生徒玄関で会うと何事もなかったように挨拶を交わす。

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