(仮) 【純愛DAYS〜3人のseason〜】
『おはよう』

『おはよう』



ホームルームの時間、
明日から始まる修学旅行の話になる時…


しおりを配布したところ、
周りが可愛い…そう言って湧いた。



光里が説明を繰り返す中、
俺の緊張は今までより増していく。





その日は1日、
意識してばっかだった…馬鹿な俺。





その夕方になり、
俺は光里の後を追いつつ


『光里っ♪
ありがとうな。少しだけ時間ある?』

『ちょっとだけなら大丈夫だよっ♪』



夏が終わり、
空には夕焼けが沈むのも早くなった。



俺たちは、
家の近くの公園にいた。



『どうしたの?』



何も言わない俺を覗き込む光里



『ちょっと……誠実っ?』
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