(仮) 【純愛DAYS〜3人のseason〜】
『何もないよ。ただ…いっしょにいたかっただけ…』

『そうなんだ?』



何をするわけでもなく、
少しだけ涼しくなってきた空の下で風にあたるふたり。



きのうのメールの返信、
きちんとした返信はなかったけどうれしかった。





今じゃ、阿佐がいなくても普通にいられて、
普通に話せている自分に少しだけ成長を感じる。



意識しはじめたときは、
阿佐がいてくれるのが助かった…


それも…感謝しかない。





『誠実…今日、おとなしいね。
珍しい……ンンッ…駄目だよっ♪
そんなこと…しちゃ…はぁっ…』



光里の言葉、いつも遮ってきたけど…
明日、告白してしまう。



緊張を溶かすべくして、
光里の唇を奪ってしまった。





『誠実っ…もう…もうダメ…やめ…やめよう…』

『光里っ♪ す…好きだよ♪ 本当に…最後だ。』

『誠実…この間も言ったじゃん!』

『光里っ。マジだ。最後だ…。友達以上恋人未満の関係…』

『誠実?どういうこと?』
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