(仮) 【純愛DAYS〜3人のseason〜】
はぐらかすように、
光里の唇を何度も奪う俺



『誠実っ…どういうこと?聞かせて?』

『光里っ♪何でもないから…。心配するな。』

『するよっ♪ ンンッンンッ…はぁっ…駄目っ…イヤ…んもうっ♪』



何度も何度も唇を重ねた…この夕方での公園。


そして、
友達以上恋人未満の関係の3回目の肉体関係…


一つになって、
逝きそうになっていたふたり。




『誠実っ…誠実っ…離して…お願い。
私、分かってるから……誠実の気持ちだって気づいた。
だから…恋人未満だよね。
今は…私、気になっていた。
ううん…誠実のこと、気になるよっ♪』



それが光里からの言葉だった…。



この夕方、
光里への気持ちを知りながらやめた。



必ず付き合いたい…
必ず幸せにしたい……



いや、そうするって自分自身に言い聞かせ…
誓った言葉だった。

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