ネクロポリス




やっと光が消え、


まわりが見えるようになった。



「ネク!!!大丈夫?!」


ミャンが目をこすりながら


ネクに聞いた。


ネクからの返事がない。









「ミャン。」


ネクだ。


「ごめんなさい。私つい。」





「すまない。ミャン」


ネクは声にならない声


ミャンに何度も


同じことを言った。






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