ネクロポリス



「もういいの・・・全て・・・


全て終わったのよ・・・ネク」


今まで狂ったように


ネクを見つめていた


ミャンの目から涙があふれる。



「白いブロッコリー・・・


それはあなたたちHBBの


生命の源。


ネク、あなたはHBB、


人工ではなく


本当の人間になったのよ。


あの2人はあなたを


究極HBBにグレードアップ


させていたようね。


ふふ・・・これで残る


人工人間は私だけ・・・・・・」



ゆるくミャンの口の端が上がる。



まるで自由の女神のように


神々しく見えた。




―――――――――――
< 44 / 69 >

この作品をシェア

pagetop