ネクロポリス



呆然とミャンはつぶやいた。


「これが一番いい方法なんだよ。



始めから


こんなものない方が


良かったんだ。」




やわらかい目で


その光景を見守る14世に


ネクは幼い日の


父の面影を見い出した。







「父さん・・・」




ネクがもう一度前を向くと


そこには永遠という言葉を


感じさせるほどにまで


どこまでも続く



ブロッコリー畑が。





赤、白、黄色、紫、


そして緑













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