溺愛男と愛され女のその後
新が寝静まると二人の時間。ゆっくり紅茶を飲んだ。
ゆっくりと話しが出来る時間は海外で暮らして良かった。

「ねえ、公園楽しかった?」

「新は喜んでたな。遊具も嬉しそうだったし。」

「新だけ?亮さんは、その若いママさんと楽しかった?」

何を気にしているのか。
こういうとこが意外というか、仕事の玲奈のクールさと違って
たまらない。

「ああ、子どもたちが楽しそうで嬉しかったよ。
玲奈も居たら良かったなあって、玲奈のこと考えてた。」

「そっか、ふふふ。」

反応がいちいち可愛いんだよな、相変わらず。
思いがけないヤキモチにニンマリしながら、

「玲奈、ベッドルーム行こう。」


夜はまだまだ長くて、甘い。



fin
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