溺愛男と愛され女のその後
五年後 (玲奈side)
新が2歳になる頃、日本へ帰国することになった。
亮さんは大学病院から誘われて、脳外科の先端医療の教授として働いている。
スウェーデンでの功績が認められての役職だが、本人は至って普通で肩書きが面倒くさいと
いつも言っている。
でも、研究予算を取るのに肩書きが役立つらしい。
私は亮さんの実家の小児科で医師として働いている。
時短勤務だけど、院内の託児所に新を預けられるので安心だ。
実家だから融通も聞いてもらいやすいのでありがたい。
両家の中間あたりに一軒家を建てた。
そこが我が家のスイートホームだ。
3歳になった新はおしゃべりの得意な男の子。
ちょっぴりやんちゃだけど、パパに似てママに優しい。
「今日もかわいいね、ママ」
そう言ってラブラブしてるとパパが珍しく早く帰宅した。
「ただいま。新、いつも言ってるだろう。ママはパパのだって。」
「ママは僕が大好きなんだから、僕のだよ。今日も一緒にお風呂に入るんだから!」
と、いつもこんなやり取りを微笑ましく見れて幸せ実感中。
亮さんは大学病院から誘われて、脳外科の先端医療の教授として働いている。
スウェーデンでの功績が認められての役職だが、本人は至って普通で肩書きが面倒くさいと
いつも言っている。
でも、研究予算を取るのに肩書きが役立つらしい。
私は亮さんの実家の小児科で医師として働いている。
時短勤務だけど、院内の託児所に新を預けられるので安心だ。
実家だから融通も聞いてもらいやすいのでありがたい。
両家の中間あたりに一軒家を建てた。
そこが我が家のスイートホームだ。
3歳になった新はおしゃべりの得意な男の子。
ちょっぴりやんちゃだけど、パパに似てママに優しい。
「今日もかわいいね、ママ」
そう言ってラブラブしてるとパパが珍しく早く帰宅した。
「ただいま。新、いつも言ってるだろう。ママはパパのだって。」
「ママは僕が大好きなんだから、僕のだよ。今日も一緒にお風呂に入るんだから!」
と、いつもこんなやり取りを微笑ましく見れて幸せ実感中。