蒼くて、紅い… 甘くて、苦い…

「紅ちゃん」


バイト先に
亮さんと茜さんが来た


あれから会っていなかった



「いらっしゃいませ」

私の顔を見るとふたりの顔は曇った


私、きっと心配されてる…



「紅ちゃん、バイト終わったら
また亮のアパート来ない?」

茜さんが言った


私はバイトの帰り、亮さんのアパートに向かった



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