蒼くて、紅い… 甘くて、苦い…
部活の帰り道
今日は先生いない日か…
そんなことを考えながら
日差しを気にしながら歩いた
「紅!」
後ろから声をかけられて振り向いた
先生!
と思ったけど
暑い中、先生はネクタイを締めていた
髪はワックスで整えられていた
ホントに就職活動してんだ
「今日早く終わったから
午後から勉強見るから」
先生が言った
不思議と嫌ではなかった
途中まで一緒に歩いた
隣にいつもと違う先生がいた
なんか、変なの…